パートの面接に落ち続けている人がチェックしたいこと

採用担当者はどこを見ている?

パートの面接を受けているけれど、どういうわけか不採用の連続で心が折れそうという人は、意外にたくさんいるかもしれません。
面接時にはそれなりに手ごたえがあったのに不採用だと、理由も分からず困惑してしまうでしょう。
パートの面接では、採用担当者はいろいろな所をチェックしています。
採用担当者の頭の中では、その人が実際に現場でパートをしている姿をシミュレーションしながら、ふさわしい人材かどうかをチェックしているのです。

具体的には、どんな点を見ているのでしょうか?
1つ目には、子どもの病気やケガなどにどのように対応するかという点が挙げられます。
子供が病気になるたびに欠勤というのでは、残念ながら採用されづらいでしょう。
採用されるためには、家族のサポートを受けられるとか、病児保育を利用するなど、子供が病気でも欠勤しませんというアピールが必要です。

2つ目には、ネガティブ発言が挙げられます。
パートのお仕事でも、面接時に志望動機などは聞かれます。
例えば「子育て中で働き方を見直さなければいけなくなった」とか「家計を支えなければいけない」と言ったネガティブな雰囲気を漂わせたのでは、残念ながら採用されづらいです。
実際の理由はどうであれ、面接時の志望動機はできるだけポジティブな表現だけを使い、そこで働きたいという熱意を伝えたいものです。

3つ目は、フレキシブルに働けるかどうかという点です。
例えば月曜日しか働けないと限定していたり、働けるのは週3日で午前中だけですと制限されていると、どうしても採用には結びつきづらいものです。
どのような職場でも、この日のこの時間しかダメという人よりも、フレキシブルに対応しますという意欲のある人を採用したいものです。
シフトがどのようなイメージになるのかという質問をするのはOKですが、できるだけフレキシブルに対応するという姿勢を見せることが採用されやすくなるコツと言えるでしょう。

社会人として常識的な行動を心がけよう

社会人として常識的であることは、パートの面接でも採用されるためには必要不可欠な大前提事項です。
面接時間に遅刻するなんてもってのほかですし、職場の雰囲気にふさわしくない髪型や服装、化粧やネイルなども、控えたほうが良いでしょう。
職場によっては、ネイルや茶髪が禁止になっていたり、ロングヘアは一つに束ねなければいけない所もあります。
そうした職場では、求職者の服装や髪型などをチェックしているのです。

言葉遣いや態度にも気を付けましょう。
丁寧な言葉遣いで話すことはもちろんですが、会話の際に相手の目をきちんと見ているかどうか、相手の話を聞いて理解した上で会話のキャッチボールができているかといった基本的な部分もチェックされています。