本格的な夏になる前に検討したいエアコンクリーニング

エアコンクリーニングを依頼したほうがいいケース

家の掃除はこまめにしていると思っていても、ついつい忘れがちなのがエアコンのクリーニングです。
エアコンは夏も冬も稼働しているため、思ったよりも内部が汚れていることが多いものです。

特に、部屋の掃除を頻繁にしていないと、エアコンのフィルターにホコリが付着してしまい、不衛生です。
掃除をしていないままでエアコンが稼働していると、アレルギーなどの原因にもなりかねませんので、エアコンクリーニングには気を配るようにしたいものです。

エアコンクリーニングの頻度について

エアコンクリーニングの頻度に関しては、最低でも一年に一回が目安です。
エアコンは高い位置に設置されているとはいえ、1年間掃除をしていないとホコリがかなり溜まるものです。
エアコンクリーニングのプロに掃除をお願いすると、毎年掃除していても黒い水が出てくるほどですので、2年、3年とクリーニングをしないままエアコンを使うのは絶対に避けたいものです。

エアコンをクリーニングしない状態でつけていると、ホコリやカビを部屋中に撒き散らしてしまうことになります。
フィルターの掃除を自分で定期的に行っている家庭では、2年に1度の割合でプロの清掃業者にクリーニングを依頼するだけでも十分です。
フィルターを掃除していないのであれば、毎年清掃業者に来てもらうことをおすすめします。
最近は「お掃除機能付き」のエアコンも登場しており、エアコンクリーニングの手間が省けるような印象を受けますが、掃除機能が付いているのはフィルター部分だけなので、内部の清掃はやはり必要です。

エアコンの室外機に関しては、掃除の必要はほとんどないと思っていいでしょう。
エアコンの内部を掃除するためのスプレーなども市販されていますが、自分で掃除をするとスプレー液がエアコンの内部に残ってしまい、逆に汚れやカビの元となることもありますので注意が必要です。

エアコンクリーニングをプロの清掃業者に依頼する際の注意点

エアコンクリーニングをプロの清掃業者に依頼する際には、依頼する時期にも気をつけましょう。
梅雨時から夏にかけてはエアコンクリーニングを依頼する人が急に増えるので、春や秋に依頼するのがおすすめです。
この時期であれば、格安料金で清掃を引き受けてくれる業者もたくさんあります。

プロが清掃した後のエアコンは効率も上がり、電気代の節約にもなります。
エアコンの故障もある程度防げますので、メンテナンスも兼ねて信頼のおける業者にクリーニングをしてもらいましょう。
客室に設置してあって、普段はほとんど使っていないエアコンなども、思いの外汚れていることがありますので、クリーニングを怠ってはいけません。
エアコンクリーニングにかかる料金は、1万円前後が目安です。