子育て中の働き方

子育て中は働き方を見直す人が多い

育児と仕事を両立することは、決して簡単なことではありません。
働きながら子育てを行う母親の約60%は働き方を見直すという統計からも分かるように、両立するためにはいろいろな工夫が必要です。
男性でも、約20%は子育て中には働き方を変えますが、働き方を見直すのは男性よりも女性の方が多い傾向があります。

子育て中に働き方を見なおす理由としては、社会環境が仕事と育児の両立が難しいからという現状が考えられます。
例えば父親が残業や出張が多い仕事だと、どうしても育児は母親が担当することになるでしょう。
夫婦のどちらかが働き方を見直すことによって、子育てと仕事を両立させるという方法が一般的なのです。

仕事探しのポイントとコツ

子育て中には、両立しやすい働き方をするために転職する人は少なくありません。
具体的にどのような働き方が良いのかを考えた場合、実際に子育てと仕事を両立している母親が多い職場はどのような職場化をイメージすると分かりやすいのではないでしょうか。

仕事探しのポイントとしては、時短勤務の有無です。
フルタイムで働くのなら、時短勤務がある職場はない職場よりもずっと働きやすいと言えます。
企業によって時短勤務が認められる条件は異なっており、子供が満3歳になるまで、といった子供の年齢で線引きされている職場もあれば、入社して1年以上が経過しているとか、勤務日が1週間のうち3日以上といった、勤務状況で線引きされている所もあります。

正社員ではなくパートで働くという方法も、働くママさんに多い選択肢と言えるでしょう。
パートだと勤務時間が正社員よりも短いことが多いですし、働いた時間に対してお給料が支払われる時給制なので、お休みを取りやすいというメリットもあります。
すべての職場でパートタイムが採用されているわけではありませんが、一般事務やコールセンター、スーパーや飲食店などのストアスタッフなどのお仕事なら、パートタイムで見つけやすいでしょう。

在宅ワークで働くという方法も、子育て中のママさんに人気があります。
自身の趣味や特技を生かして働く人が多く、クラウドソーシングで案件単位でお仕事をもらうため、マイペースでライフステージに合わせて働きやすいというメリットが期待できます。
また在宅ワークは職場が自宅となるので、作業と家事・育児との両立もしやすいのではないでしょうか。

子育て中に働き方を見直す際には、求人情報を見ながら実際に自分がそこで働いている姿を頭の中でシミュレーションすることをおすすめします。
休みがとりやすいかどうか、残業せずに定時で帰宅できるのかどうかと言った条件面を確認することはとても大切です。
その他にも、他に育児と仕事を両立している先輩ママさんが多いかどうかという点も忘れずにチェックしたいものです。